俺の娘はピアニスト!天才の娘を持つ親ばか日記

娘の夢をかなえるために頑張るパパの日記

娘のためなら火の中水の中!

大学を卒業して2年後、大学時代から付き合っていた短大卒の3つ年下の妻と結婚。
子宝にも恵まれ、娘と息子を授かることができた。
娘は小学生のころからピアノが好きで、高校に上がっても続けたいと言っていた。
演奏会で常に上位に入っている高校へ進学させることができた。
息子はバスケットボールを得意とし、体も丈夫に育ってくれた。

しかし、年収は450万円はあるのだが、会社の経営が厳しくなっていた。
残業も月50時間もこなしているのだが、残業代もカットされる始末。
家事や育児に忙しく走り回る妻も時には僕に不満をぶつけてくることもあった。
しかし、家族のためには切り詰めながらも頑張らないとと妻も言っていた。
妻はスーパーでアルバイトを始めていた。
Excel、Wordなどパソコンが得意だったこともあって
レジ打ちだけでなく、事務方の仕事もてつだっているらしい。
時給も上がってきて、月8万円は稼ぐようになっていた。


結婚した歳も若かったし、
両親や親族にも色々と助言ももらいながら2人の子供を必死で育ててきた。

僕も今年で40歳になった。


妻はずっとアルバイトを続けているが、僕の年収は全く上がらず。
今の時代を象徴しているようだった。

年収400万円以上稼ぐ男性も4人に1人になっていた。
子どもがいくら大きいからと言って、
僕の所得はまだ恵まれているのだと感じたいのだが。
生活が苦しいことにかわりはないのである。


娘も高校1年生。僕と同じように大学には行かせてやりたい。

でも大丈夫なのだろうか?
進路希望を娘が持ち帰り、僕たち夫婦に見せて、娘はこう言った。
僕たち夫婦は驚いた。
『プロのピアニストを目指したい!私のピアノで世界中の人を幸せにしたい』と。

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僕なんかは就職氷河期の世代なので、やりたいことも見つからなかった。
ただただ娘の壮大な夢に驚いた。

しかし、今後娘をピアニストにするには
果たしてどうすればいいのだろうか?
すでに自立している40歳。
僕たち夫婦で何とかやるしかない。

疲れはあるが、土曜日だけでも週末に出来る副業は無いものかと。
妻も僕が仕事に行っている間などにアルバイトの合間を縫って、
副業について調べてくれていた。

せどり』と呼ばれる安く買って、高く売るという手法。
鈴木あみさんという方が教えてくれた。


驚くべきことに、鈴木あみさんは月200万円も稼いだというのだ。
これは早速やってみるしかない!


鈴木あみさんと同じようにネットで高取引されている
おもちゃを安く買ってみようというところから始めた。
ネットオークションに掛けたところ、安くても倍、高くて5倍の値で売れた。

こんなことってあるのかと、『せどり』を続けることにした。
これで何とか少しずつでも娘の教育費になるのだと。
鈴木あみさんのおかげで娘の夢を応援することができるかも!と
自信が持てるようになった。

娘の夢はピアニスト!

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現在僕はしがないサラリーマン。

3つ年下の妻と高校1年生になったばかり娘と
小学6年生になる息子の4人家族で暮らしている。


僕は20代までは工場で交代制の勤務をこなし、
あまり子供たちと遊んでやることができなかった。
その工場も経営難で給与もベースアップがなく、
30歳で転職するまでの10年間は我慢していた。
正直、倒産してしまうのではないかとビクビクしながら20代は過ごしていた。


そして30歳、工場での作業員での年収350万ではどうにもならず、転職を決意した。
モノづくりの現場から製造技術、設計の仕事への転職が決まり、
年収も450万までになった。


そして、10年が経ち40歳となった。子どもたちも大きくなって、食べ盛り。
息子が大食漢でよく食べる。男親としてはとても嬉しいことであった。
しかし妻は危機感を感じていた。


そこでスーパーのレジのアルバイトを始めてくれて、
月々8万円は稼ぐようになっていた。
これで何とか基盤も出来て、
安い賃貸マンションに住んではいたけど、
妻がうまくやりくりしていた。

高校に上がった娘は中学の頃からピアノが上手かった。
まだ受験まで2年あるというのだか、高校に上がる前に、
僕たち夫婦に娘は夢を語り始めた。
『プロのピアニストになりたい』とその先の夢まで語り始めた。


まだ当時15歳の娘がやりたいことや夢を持ってくれたことは本当に嬉しかった。
僕は残業続きでなかなかかまってあげられずにいたため、
正直僕はどう思われているのか不安だった。

 

妻と話をする中で、副収入を得ることが近道であろうという結論に達した。
娘の夢を叶えてあげるためにはどんなことでもやろうと思うようになった。
もちろん妻も出来る限りのサポートすると言ってくれた。

そんな時、会社の同僚から『鈴木あみ』さんのせどり(ネット物販)の話を聞くことができた。
ホームページが見つかったので、
ブログもあったことから家庭環境なども含めて、相談を持ちかけた。
鈴木あみさんは過去に辛い経験をされていることで、私たちにせどりを教えてくれた。
安く買って、高く売る。言葉では簡単なことだった。
でも何を買えば良いのかと迷っていた時、ネットでは高価で取引されている洋楽CDがあった。
さっそく中古の古本やCDなどを扱っている店に行った。
とても安価で大量に購入することができた。
さっそくネット物販に出品した。
すると結果は驚くべきものだった。


購入時の3倍から5倍で売れたのだった。
ホンマにこんなことができるのかと驚愕した。

鈴木あみさんの教えてくれたせどりさえあれば娘のことも何とかなる。
いや何とかしてみせる。


『夢を実現させたい!』それだけを考えてこれからも頑張ろうと。
僕たち夫婦は決意を新たにした。